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「普段食べないおいしいものを、食べたい。」
「ちょっと、手みやげを用意したい。」
「テレビであの食品がおいしいって聞いたけど、どこにある?」
成城石井に行けば、見つかるかもしれません。
他にはない品揃えで、人気のスーパーマーケット成城石井。
いいものを求める、圧倒的な努力と仕組みがありました。
高いだけじゃないとわかって、きっとお店に行きたくなります。
お祝いに質のいいお肉を食べたいから、近くの成城石井に行こう。
満足感のあるスイーツ探し、店内を見るのが楽しい。
成城石井の秘密を、探検してみませんか。
おすすめ商品も紹介!
お惣菜もびっくりするぐらい美味しいよね!
駅とかショッピングモール内とか色々なとこで見かけるね!
こちらの記事は参考文献をもとに作成しています。
成城石井とは何?
成城石井は関東、中部、関西に約200店舗を展開しているスーパーマーケット。
主に食料品を扱っています。
高価格帯ながら、他のスーパーにはない豊富な品揃えです。
ここでしか、購入できない商品も。
「成城石井」って聞いたことあるよ!
初めてみた時は、輸入品を扱うセレクトショップかと思った。
テレビでもよく見かける、人気のスーパーです。
はじまりは小さな食料品店
成城石井の始まりは、東京・成城学園前駅にあった1927年創業の石井食料品店でした。
果物を中心に、酒、グロサリー、菓子などを扱っていました。
グロサリーは生鮮食品ではない食料品で缶詰や調味料、レトルトなど保存性の高いもののことだペイ
創業者の石井良明さんは、石井食料品店を創業した両親の息子さんです。
両親の商売を間近で見て、育ったそう。
大学卒業後は石井食料品店で働くことに。
そんななか、近くに大規模スーパーが開業しました。
そこで「新たにスーパーマーケットをつくろう」と考えます。
大量仕入れを行うチェーン店に対抗するため、差別化を図る必要がありました。
そこで、競合店にない品を売って共存することにしたのです。
なるほどね!
成城は、東京の高級住宅街として有名です。
文化人や映画スターなども住んでいて、みんな「一流」を知っています。
成城という街の特性を見極めて、住人のニーズを満たす店にしようと考えたのです。
こうして、品質の良いものだけを扱うという成城石井の核ができました。
石井さんは書籍の中で「大手に中小が対抗しようと思えば、思い切った差別化戦略をとることは不可欠」と言っているペイ!
値段が高いだけのスーパーではない
「成城石井は、単なる高級スーパーでしょ?」
と思ったあなた、正確にはちょっと違います。
ただ値段が高いだけでは、ありません。
高い品質のものを抑えた価格で販売しており、コストパフォーマンスが良いのです。
例えば、「高品質なマスクメロンが、あの百貨店よりも安い価格で!?」
みたいなことだね!
創業当時から、高級食材をデパートや専門店より低い価格で販売していました。
確かにプレミアムチーズケーキ1本が800円〜900円台で売っていてびっくり!
パティスリーで買ったらもっとするよね!
成城石井では、品質の良いものを安く仕入れる努力をしています。
「この品質でこの価格はお得!」な商品を、豊富にそろえているのです。
コンセプトは「高い品質のものをリーズナブルな価格で」
創業当時の成城石井のコンセプトは「高い品質のものをリーズナブルな価格で」。
よく目にするスーパーの品揃えでは、差別化できないと考えたからです。
成城石井の商品は品質が良いものばかりだから、ちょっとしたギフトにも良いよね!
2004年石井さんが引退して成城石井は売却されました。
しかしコンセプトの信念は、今の成城石井にも受け継がれています。
食にこだわり、豊かな社会を創造する。
成城石井ホームページ「成城石井BASIC」「経営理念」(2022年11月30日)
- 成城石井は、おいしい、こだわった、安心・安全な食品を、世界中、日本中を歩き回り発掘、開発します。
- 商品の本当の良さをアピールし、お客様に、食べる喜び、こだわる喜び、会話する喜び、集まる喜び、を提供します。
- 食にこだわる人たちのための食のライフスタイルスーパーを確立し、幸せに満ち溢れた社会を創造します。
https://www.seijoishii.co.jp/company/management/basic.html
成城石井の経営
多様な店舗形態
魚や肉、惣菜まで扱う広い店舗と、駅ナカに位置するコンパクトな店舗、惣菜中心の店舗など多様な店舗形態を展開しています。
ターゲットとなるお客さんの層に合わせて、店舗の広さや品揃えを変えています。
路面店、駅ビル、デパ地下、ショッピングセンターテナント、オフィスビル、コンビニ跡地など、様々な形で出店しています。
商品はいいものしか売らない
成城石井の信頼とブランドを守るため、良い品質のものだけを揃えています。
だからこそ、ここで買えば大丈夫という信頼、ブランドにつながるのです。
成城石井ならきっと良いものだろうと思うよね!
人を大切にする
成城石井はアルバイトやパート、正社員全ての働く人を大切にしています。
接客を学べるホスピタリティ研修など自己研鑽できる研修も豊富です。
成城石井では、従業員の販売力を高めるための教育プログラム充実に力を入れています。スーパーバイザーによる旬の情報提供といったOJT(On the Jobトレーニング)に加えて社員だけでなく、アルバイト社員まで受講できるチーズ、ワインのスクールやイントラネットを使ったeラーニング、チェッカー技能検定や食品表示検定の取得支援といったハイレベルでのOff the Jobトレーニングを実施。ノウハウの蓄積・共有によって全体としてのスキル習熟度が上がり、これが店舗のサービス品質向上に繋がっています。
成城石井「人事戦略」「事業戦略」(2022年11月30日)http://www.seijoishii.co.jp/company/strategy/hr.html
圧倒的な品揃えはたくさんの努力があってこそ
成城石井は自分達で輸入会社を持ち、バイヤーは国内はもちろん、海外も飛び回っていいものを探しています。
問屋の言いなりにならず、自分たちの足をつかい、実際に品物を見て、香りを嗅ぎ、食べて味を確認します。
まさに五感を使って買い付けをおこなっているため、いいものだけが店頭に並ぶのです。
プライベートブランドは理想の商品をつくるため
割安が売りのプライベートブランドも、ありますね。
成城石井は、違います。
「納得のいく良いものが市場にないなら、自分達でプロデュースしよう」と考えているからです。
世の中に理想とする商品がないとわかると、「自社で理想的なものを作ろう」と考えます。
プライベートブランドこそ、妥協しない品質のいいものなんだって!
イメージ変わるね!
例えば成城石井自家製ソーセージは「子どもに安心して食べさせられるソーセージをつくりたい」思いが開発のきっかけだそう。
添加物はなるべく避けて、つくっています。
ドイツから取り寄せたミックススパイスを使用し、素材の味を生かした薄味です。
燻製のためのブナの角材も、ドイツから取り寄せているペイ!
そこまで!すご!
ドイツの展示会で、金賞を受賞したことがあるとか。
豚脂が多い粗挽きではなく絹挽きを使用しており、切り口が滑らかで口当たり良く、さっぱりと食べられます。
冷めても油が固まらず、お弁当のおかずとしてもピッタリ!
そのままでも満足感あるし、油っぽくなくていいね。
すべてはお客さまのために
ワインを美味しく熟成させるため徹底管理の倉庫をつくる
成城石井のロゴは、赤紫色をしています。
ワインカラーからとった色合いです。
ワインは、成城石井を象徴する商品のひとつですね。
輸入方法や保管する倉庫は、徹底管理されています。
成城石井では常に大量の在庫を抱え、飲み頃になるまで寝かせて売っています。
温度管理ができるワイン倉庫まで。
チーズ工場などで使われていたスウェーデン方式と呼ばれる手法をワイン倉庫に応用したもので、世界初の試みでした。
天井のパイプから冷気がふんわり落ちてくる仕組みで、菌が飛び散らず乾燥しないんだって!
成城石井のワインは、すべて美味しくなければならないという信念のもと、入念に保管しているのです。
同じ銘柄のワインでも、成城石井で売ってるものは質が高いって!
飲み頃のワインを店頭で売っているんだね!
現在では、倉庫も作り替えられて最新のシステムを導入し、より美味しい状態で保管できるそうです。
輸入会社をつくって直輸入!仕入れ値を抑えられる
ワインの直輸入は1984年に開始、1986年にはフランスのプリムールワイン買い付けが始まりました。
プリムールとは、まだ瓶詰めされる前の熟成中のワインを試飲し、その先の味わいを予想して買い付けを行うことだよ!
美味しくなりそうなワインを安く仕入れて、熟成したら高く売れるかもなんだね!
プリムールで買い、倉庫で寝かせて飲み頃で売るということをしています。
成城石井では輸入専門の会社をつくっています。
通常なら日本のエージェントを通して買う商品を、ヨーロッパの問屋から直接買うと、小売価格を3~4割安くできるからです。
こうした努力で、「いいものを低価格で提供する」を実現しているのです。
セントラルキッチンでプロが調理
1996年惣菜のクオリティを一定に保つとともに、コストのスリム化、業務の効率化を図るため、各店舗で別々に担っていた調理業務を1か所に集約することにしました。
これが成城石井のセントラルキッチン第1号です。まだ10店舗にも満たない頃のことです。
当時、スーパーマーケットでこのシステムを導入するのは珍しいことでした。
こちらでは惣菜、ハム、ソーセージ、パン、デザートなどを製造し、つくられる惣菜や食品は200種類以上です。
全国の店舗にトラックで配送されます。
2022年8月からは神奈川県大和市に、新しく大和第3セントラルキッチンが稼働し始めたそうです。
惣菜やデザートもたくさん種類があってしかも美味しいよね!
本格的メニューが次々と生み出されているのはなぜでしょうか。それは、プロの料理人がつくっているからです。
ホテルやレストラン、中華料理店や和食店などで働いていたプロの料理人がつくっているのです。
プロがつくっているなんて!美味しいわけだ!
セントラルキッチンだけでなく、ここよりも適切と考えれば他メーカーに商品の製造を依頼することもあります。
例えば、成城石井desica和三盆ポルボローネは色々な種類がありますが、フレーバーによって製造メーカーが異なります。
配合や焼き時間、形は工場の設備によって、最高の出来のものが変わります。
フレーバーに合う、最もおいしくできる工場をそれぞれ選ぶそうです。
そこまでやるんだ!
この「desica」というシリーズは成城石井でしかつくれない意味だペイ。
第一弾の商品が、和三盆ポルボローネだって。
さらっとした和三盆が舌の上ですぐ溶けて、ほろほろとおいしいクッキーだよね。
店への輸送を効率化!物流まで整備する
野菜など海外から空輸するものを、はやく店舗に配送できるよう、物流センターが整備されています。
例えば、チーズも空輸ですが、それが羽田に着いてその日にセンターに入れば、翌日には店に届けられるのだそうです。
物流センターや倉庫は時代に合わせて最新に整備されています。
新物流センターの大きな特徴は、ワイン・チョコレートなどの定温定湿管理が必要な商品を保管できる最先端技術を投入したことにある。これは今回のプロジェクトで社長、田口が特に注力した点だ。倉庫事業を手掛ける日立物流様と組んでオーダーメイドの定温定湿、ドライ、チルド、冷凍の倉庫を開発。特に定温定湿倉庫は今までになかったシステムを導入。日本最高レベルの倉庫につくりあげた。
成城石井ホームページ『プロジェクト「物流改革」』
http://www.seijoishii.co.jp/recruit/2016/special/index.html
新しいチャレンジをし続ける
「SI Dream2027」というプロジェクトがあります。
これは、2017年に行われ、成城石井を担う若手幹部候補生を集め、アメリカ視察に行き、新しい店の開発をするというものです。
実際に西海岸のハンバーガーを食べ歩き、2017年9月に東京・調布の店舗にグローサランドという新しい業態をオープンしました。
グローサラントとはグロサリーとレストランを組み合わせた造語です。
アメリカで話題になっていた業態をいち早く取り入れたのです。
看板メニューはトリュフバーガーです。
バンズやマヨネーズを自分たちでつくり、タルタルソースも自家製です。
黒毛和牛100%で挽肉からパテを2枚焼き、直輸入しているフレッシュトリュフをつけました。ポテトもついて、これで990円です。
大ヒットしているみたい!
ローストビーフ丼も、
旨味のある薄切りローストビーフがたっぷり乗っていて食べ応え抜群だよ!
個人的おすすめ商品4選
飲料:すごくすっぱいレモネードはほんとうにすっぱくておいしい
すっぱいものが好きな方、売ってるレモネードは甘いと思いませんか?
すっぱいとうたっていてもそんなに酸味はなくて甘い飲料やお菓子は多いです。
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幼い頃おやつにシゲキックスを食べ続けるぐらいすっぱいものが好きなのですが、なかなか理想とするレモネードに巡り合えませんでした。
ある夏の日、こちらのレモネードを見かけて買って飲んでみました。
本当にすごくすっぱい!
レモンの香りとほのかな甘味のあるぎゅっと刺激的な酸味なのです。
これはもう3本ぐらい買う。
どうやらクエン酸が入っているためこんなにすっぱいのだとか。
調べてみたら、あまりのすっぱさに賛否両論あるこのレモネードは夏季限定なのかなかなか売っていません。
見つけたら即買いしています。
夏の暑い日、シャキッとしたいとき、ガツンとくる「すごくすっぱいレモネード」を試してみてください。
惣菜:レモン香るスープがあとを引く味!フォー・ガー
今日はちょっと疲れたから料理したくないというときや、ちょっとした会食で食事の持ち寄りをするときなどおすすめです。
レモン香る酸味のあるスープにモチモチのフォーが絡んでやみつきになります。具も豊富で彩り良しです。
フォーは米粉で作った平打ち麺で、茹でてスープに入れます。ベトナムでは朝食としてよく食べられています。
すっぱいもの好きな私は何回もリピートしています。
エスニック料理は自分でつくろうと思うとなかなか手間がかかって大変ですよね。
これなら手軽に楽しめます。
夏もレモンでさっぱり、冬もしょうがが効いていてあったまるよ!
これは成城石井が初めてエスニック惣菜にチャレンジした商品です。
スープづくりは苦労したそうで、試行錯誤を繰り返し日本人にあった理想のスープが完成したそうです。隠し味は白ワインと聞いて驚きです。
さらに、麺もタピオカスターチが練り込まれており、レンジで温めてももちもちとした食感が味わえるよう工夫されています。
夕飯作りが億劫でおいしいものが食べたいとき重宝しています。
成城石井では新メニューとして年間100近いアイデアが出されるそうだよ。
そのまま実現するわけではなく厳選されて、何度も改良を重ねたものが商品として売り出されるんだペイ!
お茶:ネイチャーホリック エキナセア&リコリスブレンド 12pは喉に良くて美しい青色
ハーブティなのですが、淹れてみるととてもきれいな青色をしています。
喉に良いと言われているハーブを使っているので、声を使う職業の方や、歌が趣味な方へのプレゼントとしてもおすすめです。
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紫のパッケージもかわいいです。
ティーパックになっているので、カップに入れてお湯を注ぐだけの手軽さもいいですね。
透明のティーポットや耐熱ガラスのカップに入れると澄んだブルーが見れるので視覚的にも楽しめます。
ハチミツやレモンを入れて色の変化を楽しむのも◎
爽やかで少しクセがありますが慣れてくると飲みたくなる不思議なハーブティです。
おれもこれもらって飲んだよ。歌うの好きだから嬉しい!
日配品:成城石井 北海道産大豆100%納豆<大粒>そのままで旨味がすごい
年間約50万個を売り上げる大ヒットオリジナル商品です。
納豆といえば安いものだと30円台のものもありますが、苦味があり、それを隠すため添加物のたっぷり入ったタレをつけることが頻繁にあります。
こちらの納豆は豆にこだわっています。
北海道産のゆきほまれという品種を使い、付属のタレは化学調味料不使用で辛子も着色料を使ってなく優しい黄色です。
タレをかけずに食べても大豆本来の味が楽しめますし、タレを加えるとより旨味が引き立ちます。
ご飯と一緒に食べても美味しいですが、個人的にはそのまま食べておつまみにするのもおすすめです。
そのままで美味しくてびっくり!
もう戻れないかも!
まとめ:成城石井の食に対する取り組みは徹底していた
質の良い食料品をお届けする成城石井の徹底した取り組みには驚いたと思います。
「お客様のために」という想いから、いいものだけを売る。
それが信頼とブランドに繋がっています。
成城石井が五感を使って選んだ商品は、納得いくものばかりです。
お店に行けばきっと新しい発見があって、食べてみたくなりますよ。
成城石井に行きたくなってきた!
参考文献
上阪徹 『成城石井 世界の果てまで、買い付けに。』2020年8月。
石井良明 『成城石井の創業 そして成城石井はブランドになった』2016年4月。
成城石井ホームページ(2022年11月30日)http://www.seijoishii.co.jp
石井良明さんの『成城石井の創業 そして成城石井はブランドになった』はどのような思いや努力で、店を成長させたのか詳細を知ることができます。経営の原点、いかに情報を価値に変えるかという商売において大切なことを説いています。
上阪徹さんの『成城石井 世界の果てまで、買い付けに。』は実際に成城石井のバイヤーの方々にインタビューして書かれた本です。人気商品にまつわる苦労話やストーリーを紹介しながら成城石井の商品への熱意を知ることができます。人気商品が食べたくなること間違いなしです。