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ものにあふれている時代、「選ぶこと」は困難です。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/03/-e1647318459358.png)
安いものを買ったけどすぐ壊れてしまった。
![あおさん](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/09/-e1663724757622.png)
結局ゴミになってしまった…。
「本当はセンスのいい長く使えるものを迎えたい。」
でも、どうやって選べばいいのでしょうか。
「日本製」も一案です。
日本は、世界に誇れる高品質の製品を生み出してきました。
特に手仕事で作られたものの実用性と美しさ。
見るたび気持ちが上がります。
触れるほど愛着が増し、いい気分で使える。
あなたの日々に、そっと花を添えるでしょう。
暮らしの価値を高める「日本のいいもの」の魅力を紹介します。
現代の暮らしに合わせて進化させる若き匠たち
![職人の手](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/-e1675831475431-1024x616.png)
日本の工芸品には「古めかしい」印象があるかもしれません。
『めぐる日本のモノづくり 52 Stories of NEW TAKUMI』を読むとイメージが変わります。
![あおさん](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/X-標準-e1645073020699.png)
ええ!現代的なデザインに進化してる!
伝統的な技術を生かして、時代にかなった「いいもの」をつくる若き匠たち。
洗練されたデザインや仕上げに魅了されます。
トヨタ自動車のブランド「LEXUS(レクサス)」の特集ページでも作品をみられます。
このプロジェクトは、経済産業省でも紹介されていました。
参考:LEXUS NEW TAKUMI PROJECT「匠・作品一覧」https://lexus.jp/brand/new-takumi/2018/?p=hibiya
参考:経済産業省METI Journal ONLINE「匠の挑戦を後押しするLEXUS その裏にある思い 広がる企業コラボ【前編】」https://journal.meti.go.jp/p/7863-2/
趣向を凝らした品々を見ると、「古めかしい」イメージは一新されますね。
長く使える日本のいいものはこんなにすごい
![食器日本](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/-e1675902110123-1024x675.png)
日本のいいものの魅力を見ていきましょう。
- 品質が高い
- 機能性に優れている
- 暮らしになじむデザイン
日本の職人は、いい素材を使います。
厳選された素材を匠の技術で製品に仕立てるのです。
世界でも品質の高さを褒め称えられています。
![しゅんぺい](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/しゅんぺい-1.png)
職人は素材にこだわるのだペイ。
日本のいいものは機能性に優れています。
職人が手仕事で作るものは、もともと日用品としてつくられたものだからです。
例えば、職人の手作業で作られたものに「伝統工芸品」があります。
伝統工芸品は、以下の特徴があります。
- 日常生活で使われるもの
- 製造過程の大半が手作業
- 伝統的な技術や技法でつくられる
- 原材料に伝統的に使用されてきた素材が使われている
参考:経済産業省「伝統工芸品」https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/nichiyo-densan/index.html(2023年2月9日)
他に「民藝(民衆的工芸)」があります。
日本民藝協会によると、これは「一般の民衆が日々の生活に必要とする品」です。
※日本民藝協会「民藝とは何か」『「民藝」の趣旨―手仕事への愛情』https://www.nihon-mingeikyoukai.jp/about/(2023年2月8日)から引用
無名の職人が、人々の生活のために手仕事でつくっている「道具」です。
これには地方の文化や地域性が反映されます。
このように、日本のものづくりは「美術品」ではなく、暮らしで使う「実用品」として発展してきました。
だからこそ、優れた機能性があるのです。
![農業](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/-e1675908122628-1024x578.png)
日本のいいものは無駄のない機能美を感じさせます。
「実用品」として作られてきたからです。
例えば、「カゴ」。
今では、カゴはセンスのいい人が持つものの代表です。
何個も集める人もいますし、おしゃれな収納用品としても使われます。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
自然素材で趣あるよね。
でも、日本のカゴはもともと農具として生まれました。
米や麦などの殻や塵を除くものです。
洗った食器を伏せたりするのにも使われていました。
生活のために使われてきたのです。
実用性を追求して作られたカゴは、丈夫で丁寧な編み目に美しさを感じます。
![あおさん](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/03/-e1647321173144.png)
実用品なんだね!
このように、日本のいいものは使い手への配慮があります。
デザイン性を意識して作られたわけではありません。
しかし、魂のこもった技術によって、暮らしになじむ無駄のない美しさを感じさせるのです。
長く使えるいいものにストーリーは宿る
![杉の木クラフトお弁当箱](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/2023_02_09_1030-1024x683.jpg)
うちには杉の木でできたうるしの弁当箱があります。
まげわっぱと呼ばれる製法でつくられていて、角が丸く正方形で気に入っています。
杉の木の調湿作用でご飯は冷めてもふっくら。
漆が塗ってあるので油物も大丈夫。
抗菌作用もあるそうで実用性もばっちりです。
夫のお弁当用として購入しました。
ご飯と炒り卵、ブロッコリーとおかか。
何気ないおかずでもおいしそうに見えるから不思議です。
![杉の木クラフトお弁当箱](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/2023_02_08_0964-scaled-e1675830635862-1024x683.jpg)
多忙で帰宅も遅い夫です。
昼休憩が15分のときもあります。
昼食ぐらいは少しでもほっとする時間を過ごしてほしい。
そんな気持ちに答えてくれたのが、手仕事で作られた弁当箱です。
杉の木クラフトという福岡にある工房で丁寧につくられています。
杉の木の製品は、落ち着いたぬくもりある風合いが素敵です。
参考:杉の木クラフトhttps://suginokicraft.stores.jp(2023年2月9日)
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
やっぱり木の製品はいいなあ。
作る人と贈る人、両方の想いが込められた弁当箱です。
大切に扱おうという気持ちが芽生えます。
ほぼ毎日活躍して、1年半経ちました。
![杉の木クラフト弁当箱](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/2023_02_09_1024-1024x683.jpg)
日本のいいものは、暮らしを考えて作られてきました。
日本各地の文化や地域性、自然が反映されています。
作る人々にも様々な困難や苦労があります。
そのストーリーを思うと、自然と愛着が湧くはずです。
愛着が沸くものは長く大切に使いたくなります。
長い時間を一緒に過ごしたものには、さらに使う人それぞれのストーリーが吹き込まれるでしょう。
大量生産・大量消費におされる日本のものづくり
![プラスチック](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/-e1675907221895-1024x675.png)
伝統的な日本のものづくりは衰退しつつあります。
それは、経済的に続けていくのが難しいからです。
例えば、プラスチック。
プラスチックは大量生産が可能です。
大量生産できればコストも下げられ、価格も安く提供できます。
経済不況の中、人々は安いものを買い求めるようになりました。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
安いし、つい買っちゃうよね。
しかし、プラスチック製品は短い期間で壊れやすく、不要になればすぐに捨てられてしまうでしょう。
焼却による大気汚染や海に流れて海洋ごみとなる問題もあり、環境にも影響します。
参考:環境省「「プラスチック資源循環」に関する特設ウェブサイト」https://plastic-circulation.env.go.jp(2023年2月9日)
対して、日本のいいものは長く使えてゴミを減らせます。
さらに、「日本のいいものを買う」選択は、衰退しつつある日本のものづくりに貢献できます。
作り手である職人の応援につながるのです。
日本のものづくりを応援するため、私たちにできることがあります。
- 知る
- 使う
- 発信する
まずは、日本のものづくりを知ることです。
・優美な形
・きめ細かいもののつくり
・使い手を気遣う機能性
これらを知れば、大きな魅力に気づくはずです。
日本のものづくりについての書籍やサイトを見てみると、たくさんの魅力が知れますよ。
![しゅんぺい](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/しゅんぺい-1.png)
日本の商品を購入できるサイトなどもあるから見てみるといいペイ。
ギフトにもおすすめ!
実際に購入して使うのもいいですね。
使ってよかった点や気にいる点がきっと見つかるはずです。
実際に使われるのは、職人にとってうれしいことでしょう。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
お弁当箱や水面のようなお皿など大事に使っているよ。
発信も応援する力になります。
おすすめの使用法や美しさを発信することで、使う人が増えていきます。
日本のいいものが、これからも大切に使われるきっかけになるはずです。
![あおさん](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/X-標準-e1645073020699.png)
お皿は食器だけじゃなくインテリアにもなる!
ってつぶやこうかな。
日本のものづくりを応援するサイトを見てみよう
![富士山](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/-e1675740226633-1024x675.png)
日本のものづくりを知るために、関連サイトを見るのも良い方法です。
日用品やギフトとして欲しいものも見つかるかもしれません。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
今治タオルなどギフトで贈ると喜ばれるよ。
沖縄の陶器タンブラーもらったときはうれしかったな。
そのひとつ「消費の国産回帰 特薦にっぽん」は、様々な人が語る日本のいいものを知れます。
参考:消費の国産回帰 特薦にっぽん https://nippon-rooter.jp(2023年2月9日)
私ごとで恐縮ですが、記事を書かせていただきました。
参考:落合マンドラについて書いた記事です。
作り手にも届くようにとサイトづくりに尽力されています。
愛用品の紹介を読むのも新たな発見があって楽しいです。
ライターを募集されていますので、これからもっと愛用品の記事が増えていくのでしょう。
たくさんの人がご覧になれば、作り手にも応援の気持ちが届くはずです。
![きいろ](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2022/02/cropped-きいろくま 標準.png)
更新が楽しみ!
暮らしの価値を高める日本のいいもの
![長く使える日本のいいもの](https://kiirojinnsei.com/wp-content/uploads/2023/02/2023_02_09_1025-scaled-e1675908541423-1024x657.jpg)
古来から、日本の職人がつくるものは暮らしに根ざす実用品でした。
伝統の技法と丁寧な手仕事で無駄のない美しさを感じます。
しかし、日本のものづくりは大量消費に押されています。
私たちは、いいものを知り、使い、伝えることで応援できたらいいですね。
時代にあった進化をしていく職人もいます。
大事な伝統、文化を残すため必要な変化なのかもしれません。
ものを選ぶということは日常の価値を選ぶことだと思っています。
暮らしの価値を高める「いいもの」として「日本のいいもの」を選ぶのも一案です。
よかったら、長く使えるいいものをお探しの際は、作り手の愛情がこもった品に触れてみてください。
ものづくり基盤技術の現状と課題 経済産業省
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT「匠・作品一覧」
https://lexus.jp/brand/new-takumi/2018/?p=hibiya(2023年2月9日)
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 監修『めぐる日本のものづくり 52 Stories of NEW TAKUMI』2017年10月。
小澤典代 著『日本の手仕事』2011年10月。
角謙二 著『残したい日本の手仕事』2016年7月。