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集団で行動する難しさを感じたことはありますか。
特にリーダーを任された人は、個性豊かなメンバーを前に不安でいっぱいかもしれません。
生産性の高いチームとはどんなチームだと思いますか?
優秀な人を集めたチームでしょうか?
実はどのように協力しているかがポイントです。
そういうチームをつくるための大切な考え方をまとめました。
今日、レモンの輪切りショップ(職場)では、大きな異動があったよ。
従業員がみんな変わっちゃった。
性格も考え方もみんなバラバラで、明日からやっていけるかな…。
そうかー、そんなに違いがあるの?
うん、カニさんやうさぎさん、こんぶさん、はんぺんさん、サメさんがいたな。
いろんなメンバーがいるよ。
ええ、それはまとまるのかな…。
今の時代、多様なメンバーが一緒に働いたり活動したりするのは当たり前だよ。
それに、「よいチーム」や「生産性の高いチーム」というのは、
同じようなメンバーが集まっているチームとは限らないペイ!
そうなの?
きいろはインターネットで検索するとき、グーグル(Google)を使うね。
そうだね。
その有名なGoogleでは「プロジェクトアリストテレス」
という取り組みがあるのだペイ。
なにそれ?
2012年、Google社が「生産性の高いチームの条件は何か」という問いに対して、
答えを見つけることを目的に行われた研究だペイ!
すごい!どんなチームが生産性高いの?
やっぱり、優秀で高い能力を持ったメンバーを集めたチームじゃないの?
そう思うよね。
ところが、そうではなかったんだペイ!
ええ!!
実は「チームがどのように協力しているか」が重要だったんだペイ!
へええ!そうなんだね!
チームが協力できる重要な要素として、「心理的安全性」が挙げられているペイ。
え!また難しい言葉だ。どういうこと?
ひとりひとりが安心して発言・行動できること
ほー…どういうこと?
例えば、包丁を持った人が、こちらをにらみつけていて、
「さあ、意見を言え」と言われたらどう思う?
それは、怖いし、刺されるんじゃないかってまともに意見できないよ。
そうだね。
じゃあ、にこにこ笑顔で、信頼できる人たちが「君はどう思う?」
と言ってきたら?
それなら発言しやすいよ!
安心して本音を話せると思うよ。
そうペイ、このような、安心して発言できる、
行動できるということが「心理的安全性」なんだペイ!
これは、自由な発想やテンポの良い反応をひきだすことができる。
仲の良い友達や家族なら話しやすいし、思いつきもすぐ言葉にできるのと同じだね。
確かに、あおさんにならあれやろう!これやろう!
と気にせず発言できるよ。
この前も「レモンパフェをつくろう!」と言って、
すぐに一緒につくったよね。
あれはおいしかったね!
この心理的安全性を、会社などの組織では、意図的につくりだす必要があるんだペイ!
ああ、職場に、いるだけで場が和むようなメンバーがいるよ!
そういうメンバーがいると、仕事しやすいよ。
個人の努力だけでなく、心理的安全性を確保できるよう、組織の制度や文化を整備する必要があるペイ。
そうか。
心理的安全性を大切にする文化を、トップの人やリーダーが理解して、
自らの行動を調整するのが大事だペイ。
そして、自分らしくふるまえる環境をつくることで、
多様なメンバーが活躍できる社会になっていくんだペイ!
なんとなく、大切なことわかったよ。
でもさ、組織を変えるのってほんと難しいよ。
まずは自分でできることってないかな?
そうなんだペイ。難しいけど大切だペイ。
自分でできることとして、少し紹介するペイ。
- 挨拶
- 雑談
- 思い込みを問いなおし続ける
あいさつはするように気をつけてるよ!
雑談は、そんなに得意じゃないんだ。
でも、少しづつできることを自分でも考えてみるよ。
「思い込みを問いなおし続ける」というのは
どういうこと?
バイアスすなわち固定観念を考えなおそうということだペイ。
「今の発言は傷つけなかったか」、「今の考えは事実か」のようにね。
バイアスの例としては、「うさぎは気弱でにんじんしか食べない」とか。
それは違うよ!職場にいるうさぎさんは、快活で、
ブロッコリーや大根もバリバリ食べるよ!
もちろん、そうペイ!
でも、「うさぎはにんじんばっかり食べてるから気弱なんだ」
という発言をしたとすると…。
うさぎさんを傷つけるかもしれないね。
そう、そんなとき、「あの発言は本当によかったのか?」
と問いなおすことが大切だペイ。
誰しも、固定観念は持っている。それを失くすのは、かなり難しいことかもしれない。
でも、「これは固定観念(バイアス)だったかも?」と、考えることで、世界の見方を変えることができるペイ。
そういう重要な物事は、考え続けることが大事なんだね!
チームの生産性を上げるというのは、ただ、優秀な人を集めればいいわけではありません。
安心して発言・行動できる環境づくり、心理的安全性を構築することが大切です。
それは、組織の文化や制度を整えるなど大きな努力が必要です。簡単なことではありません。
ただ、自分たちにできることは何か、考え続けることが視野を広げるかもしれません。
・SDGs思考 社会共創編―価値転換のその先へ プラスサム資本主義を目指す世界/田瀬和夫 SDGsパートナーズ著
・業務改善士が教える68の具体策 チームの生産性をあげる。/沢渡あまね