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そもそも「仕組み」って何?どういうこと?
ぼくたちがここでいう仕組みは、
「誰がいつ、何度やっても同じ成果が出るシステム」のことだペイ!
きいろのある日常を見てみよう!
よっし!レモントリプルケーキをつくるぞ!
つくり方はどうだっけな・・・。前つくったんだけどな
あ、そうだ、小麦粉と牛乳を混ぜるんだったな。泡立て器とはかりはどこかな。
きいろは道具を探し始めますが、ごちゃごちゃの台所、なかなか見つかりません。
あれ・・ないなあ。困ったな。
ああ。やっとあった。なかなかはじめられない。そうだ、ふたりでつくった方が早いよね。
あおさん手伝ってくれない?
もちろんいいよ!でもレモントリプルケーキをつくるのは初めてだなあ!
早く終わらせるためにあおさんに手伝ってもらうことにしたきいろですが・・・。
えっとね、小麦粉と牛乳を混ぜてくれる?
OK!
それでレモンを切るんだったかな。3個まとめて切っちゃうか。
レモンを切りはじめるきいろです。そこで、手順が全くわからないあおさんが話しかけます。
次は何するの?
あ、えっと、クリームを泡立ててくれる?
わかった!どうやって泡立てるの?
ボウルに氷を入れて冷やしながらハンドミキサーで泡立てるんだよ。
再びレモンを切ろうとするきいろですが。。
ボウルってどこにある?
ハンドミキサーはどうやって使うの?
生クリームは35%のものでいいの?
砂糖はどれくらいいれるんだっけ?
あーもう!集中してレモンが切れないよ。いちいち聞いてこないでよ
ごめんごめん!でも初めてなんだからわからないんだよ。
なんだか嫌な雰囲気になってしまいました。
はあー・・・。
はあー・・・。
きいろたち、ケーキづくりうまくいってないみたい。
仕組みを整えていない場合は、こんなことがおこるかもしれないペイ!
ここで仕組みの定義を確認してみようペイ!
「仕組み」とは誰がいつ、何度やっても同じ成果が出るシステムのこと
※「仕組み」仕事術 自分とチームの生産性を最大化する/泉正人より
- 才能に頼らない
- 意思に頼らない
- 記憶力に頼らない
私は「仕組み」をその人本来の力を発揮できるツールだと考えています。
スキルや経験に左右されず、自分のコンディションの影響も小さく、記憶力に頼らない。
このような状態は、圧倒的に負荷が少ない状態です。
仕組みを整えて、負荷が少なくよい緊張状態であれば、集中力が高まります。
これは、本来の力が発揮しやすい状態です。
仕組みはその人本来の力を発揮できるツールなんだね!
- 時間が得られる
- ミスがなくなる
- 人に仕事を任せられる
- 最小の労力で最大の成果が得られる
- 自分とチームが成長し続けられる
仕組みで効率化した分、やりたいこと、もっとエネルギーを注ぐべきことに取り組みましょう。
ここで重要な視点があります。
めんどくさい、やりたくないと思うけどやらなければならないことは
「いかに楽にやるか?」と考えることが大切!
まじめで頑張り屋で優しいあなたは、辛いやり方でも我慢して実施していたのではないですか?
「楽をしていい」そう考え方を変えることで効果的なやり方=仕組みを生みだすことができます。
ミスがあっても、自分だけを責める必要はないペイ!
もちろん自分をふりかえることも大切だけど、
仕組みや環境に不都合があるのでは?と視点を変えて
見るのもとても重要だペイ!
じゃ、全部仕組み化すればいいんだね!
ちょっと待つペイ!
何でもかんでも仕組み化できるわけじゃないペイ!
ズバリ、思考系の仕事です。
仕組み化はルーティーンワーク(作業系、事務系)の仕事が向いています。
デザインなどのアイデアが求められるようなクリエイティブな仕事は仕組み化に向いていないといわれています。
しかし、クリエイティブな仕事でもアイデアが思いつく環境にパターンがあったり、自分にあった決まったやり方があります。そういう部分は仕組み化することができます。
また、クリエイティブ仕事にも雑務が発生することがあるでしょう。ここを仕組み化しておくことで、よりクリエイティブな仕事に力を注ぐ事ができます。
さっきも説明した「負担が少ないと力を発揮しやすい」と同じ話だね!
仕組み化とは、ただ手足を早く動かす、人を増やす、時間をかけさえすればいいというものではありません。
このような手段は一時的に効果が出ても、疲弊していきます。これは持続不可能な方法です。
ここでは、継続して効果が発揮される方法を「仕組み」と呼びます。
仕組みづくりなんて大変そうだし、めんどくさい。そのように考える方もいると思います。
そのとおり、手間や時間がかかるかもしれません。
しかし、一回よくできた仕組みをつくってしまえば、あとは効果がずっと続きます。
時々更新は必要ですが、仕組みにより毎回得られる恩恵は持続していきます。
それは自分の中の便利な「蓄え」として積み上がっていきます。
よっしレモントリプルケーキを作るぞ!
作り方はこの冊子にまとめてあるから、これをみてつくろう。最近つくっていなかったけどすぐに思い出せる!
道具は整理整頓してあるからすぐ取り出せる仕組み!
あおさん手伝ってくれる?この冊子を見てレモントリプルケーキをつくるんだ。
お!いいよ!ふむふむ、初めてだけどつくり方見ながらならできそう!
最適な手順で迷わない!伝えたいことが伝わりやすいね!
俺はできそうなこれをやるよ!
こうして、きいろとあおさんは協力しておいしいレモントリプルケーキをつくったのでした。
マニュアル化や整理整頓などの仕組み化が活用されているペイ!
これらについては別記事で紹介するペイ!
このサイトでいう、「仕組み」とはなにかを紹介しました。
仕組みは才能や記憶やコンディションに頼らずに、同じクオリティで同じ結果をいつでもだせるようにします。
負荷が少ない状態になり、集中力も発揮しやすくなります。
そして、仕組みづくりでは、「いかに楽をするか」を考えることが大事です。
本来の力を発揮できるツールとして活用していきましょう。
この記事を作成する際、以下の本を参考にしました。大変勉強になりました。
・「仕組み」仕事術 自分とチームの生産性を最大化する/泉正人
・いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書/水野学
・仕事ごっこ その”あたりまえ”、いまどき必要ですか?/沢渡あまね
・業務改善士が教える68の具体策 チームの生産性をあげる。/沢渡あまね
・自分の時間を取り戻そう(ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え)/ちきりん